2017年2月22日水曜日

組み合わせ

大学の学生時代に初めて大型計算機でプログラミングをした時に出された課題が、「500円を硬貨だけで払うとしたらどれだけの組み合わせがあるか全て答える」というものでした。FORTRAN言語でなんとか解くことができましたが、これを設計に応用できないかと考えたのが、住宅地の一つの区画の中にL型のプランの住宅を4件配置するとしたら、どれだけの組み合わせが考えられるだろうかということでした。

これをコンピュータを使わないで人力で解くとしたら、どれほどの解が出てくるかを石垣島の子ども未来大学のワークショップでやってみようと試行錯誤しているところです。より少ない要素の組み合わせで、多数の解があることを体験してもらおうというわけです。本来なら大学のレベルでやり、その解を導き出すプロセスのアルゴリズムを考えさせて、これをコンピュータで解くというものです。それを遊び感覚で子どもたちにも体験してもらおうと思っています。

これは夏のワークショップの課題なので、これからじっくり手順や道具などを考えようと思っています。


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